2004年中国の旅 神仙池、九寨溝、黄龍、成都、北京

2004年中国の旅 神仙池、九寨溝、黄龍、成都、北京



 6回目の中国旅行(2004.8.28〜9.5)です。九寨溝、黄龍と言う景色がいい世界遺産になっているところをメインとして旅行してきました。
8/28(土)江戸橋5:30→5:46中川5:49→7:20上本町7:25→8:15関空
    10:00関空 中国国際航空CA162便 12:10北京着
    CA4104北京16:35→19:10成都
    成都泊(安国酒店)
8/29(日)成都→九寨溝空港
     CA4483成都7:40→8:20九寨溝空港
    空港→神仙池(120km,3時間30分)
    神仙池→九寨溝(43km)
    九寨溝泊(新九寨溝賓館)
8/30(月)九寨溝観光
     鏡海、長海、五彩池、諾日朗瀑布、樹正海、芦葦海、
     五花海、真珠灘瀑布など一般的1日コース
    九寨溝泊(新九寨溝賓館)
8/31(火)九寨溝→黄龍(130km)
     黄龍観光
    川主寺泊(川主寺国際飯店)
9/1(水) 川主寺→成都 CA4466九寨溝8:55→9:40成都
     パンダ繁育研究基地、三星堆遺跡博物館
    成都泊(安国酒店)
9/2(木) 成都市郊外観光
     都江堰、青城山
    成都泊(安国酒店)
9/3(金) 成都市内観光
     武候祠
    成都→北京 CA4109成都15:00→北京17:10
    北京泊(前門建国飯店)
9/4(土) 北京市南西郊外観光
     潭柘寺、西周燕都遺址博物館、雲居寺
    北京泊(前門建国飯店)
9/5(日) 北京市内観光 白塔寺、北海散策、徳勝門、友誼商店でお土産の買い物
    16:20北京発 中国国際航空CA161便 20:00関空
    関空20:45→21:35上本町21:53→23:18中川23:22→23:36津→自宅

 以下、訪ねたところを簡単に紹介させて頂きます。


1日目(8月28日) 関西国際空港から北京へ、そして、成都へ
 移動だけで、観光はなしです。今回の旅行は北京−九寨溝の直行便が今年の夏からできると春頃に中国国家観光局のHPに書いてあったので計画しました。でも、計画を立て、いざ、見積もりを旅行社から取ろうとするとしたら、なんと、そんな便はない。と言うことで、九寨溝への旅行をあきらめようかと思い、他の旅行計画を2つほど考えましたが、結局、九寨溝、黄龍へと行くことにしました。
 九寨溝、黄龍地区の観光は高い高度で歩くことと普段メチャクチャ運動不足で体力がないことを考慮して、日程を決めました。まず、九寨溝よりも黄龍の方が高度が高く、高度順応から見ると、九寨溝の方から回る方が楽に回れる可能性が高いです。ただ、成都から朝の便で九寨・黄龍空港に移動しますので、そうすると、九寨溝をゆっくりと回る時間が取れません。そこでこの地区の観光の最初として、神仙池地区の観光を初日に持ってきました。神仙池は1周4kmチョットの遊歩道ですから、足慣らしの意味でも最適だと思います。

2日目(8月29日) 成都から神仙池
 神仙池は2003年に新たに開発された観光地です。もちろん、それまでもそこに行く人がいなかった訳ではありませんが、行くのは大変だったと思います。九寨溝で大きなホテルを経営している会社が何十年間の独占的な利用権を得て、45kmもの観光道路を付けたそうです。左の写真は遊歩道を数百m歩いたところで最初に現れる石灰の滝?です。ほとんど水が見えませんが、わずかにしたたり落ちている状態でした。この滝の上が「瑶池」と言う右の段々畑のような池の群です。4日目の写真を見れば分かりますが、この様子は黄龍で見られる風景です。池の堤は落ち葉が溜まって、それが水に含まれる石灰分で固まって高くなったものです。その上には中のような「青龍海」「仙女池」「神蛙海」と言う名の透明度の高い池が続いて、ミニ九寨溝的風景が続きます。遊歩道は池の縁を回るように続いて、全体で4kmチョットだそうです。また、ここはへは40kmチョット手前から何人かの観光客を集めて、バスで移動し、近くからは電気自動車で移動と言うことで環境に配慮した形で運営しようと言う姿勢が伺えました。

3日目(8月30日) 九寨溝

 九寨溝はYの字の形をした谷で入り口から奥まで30kmを超える距離があります。夏の観光シーズンのピークだとそこに1万人を越える観光客が訪れるそうです。ピークを過ぎているとは言え、朝7時半にホテルを出発して、九寨溝のゲートに着くともうすごい人出でした。大型のバスが次々と出発していて、それに乗って、まずは、樹正群海のバス停まで行きました。九寨溝では大型バスが走り回っていて、自由にバス停で乗り降りして、見たいところを散策するようなシステムになっています。九寨溝の入場利用金は145元で、中でのバス料金90元でした。
樹正群海は航空写真で見ると池が連続して綺麗だと思いますが、地上の写真では左上のようにチョット足らないような感じです。でも、実際の景色はとても綺麗でした。池と池の間は中の写真のように急流になっていたり、右のように滝(樹正瀑布)になっていたりします。でも、不思議なのはものすごい量の水が流れる中でどうして木が育ったのでしょうね。
 再びバスに乗ったら、そのバスは長海と呼ばれる一番奥の綺麗な湖へと一気に行ってしまいました。標高は3100mあるそうです。朝一番で九寨溝に入った観光客の半分が長海に送り込まれていますので、すごい人出でした。その人出を写した画像はありませんが、長海のすぐ下の五彩池の遊歩道の人の列を見て下さい。満員ですよね。この後、このたくさんの人がバス停のにどんどん詰めかけるのですから、バス停は満員で、バスは次から次へと来ましたが、3、4台のバスを見送って、やっと乗れました。バスで諾日朗と言うYの字の分岐点に戻って、11時でしたが朝も早かったし、お昼を取って、箭竹海と言うところまでバスで移動しました。
 箭竹海から熊猫海まで歩きました。熊猫海から箭竹海の方向を写したのが中の写真で池の奥のなだらかな茂みが箭竹海から流れ落ちる水で急流や小さな滝になっていて、右の写真がその中の小さな滝の一つです。熊猫海の下流は熊猫海瀑布と言う名の大きな滝になっていて、水量も高さもある立派な滝でした。バス停が熊猫海の下流側と言うか滝の落ち口の所にありましたので、滝の隣にある階段を下りて、滝を見てまた、階段を登りました。きつかったですね。(^_^;)
 次の池は五花海と言うこれまた透明度の高い池です。浅い池は、他の池でもそうですが、底の水草や倒木までもがはっきり見えてとても透明感が高く、見ているのも気持ちのいいものでした。v(^O^)v まあ、長海のように深くて真っ青というのも別の美しさではありますが、・・・・・・v(^_-)
 次に、金鈴海、珍珠灘と言うところの遊歩道を歩いて、珍珠灘瀑布という滝に出ました。高さはありませんが、横幅が大変広い滝です。下左側の写真は上流に向かって滝の左寄りの部分で、下右の写真は上流に向かって滝の右端付近です。珍珠灘瀑布を見終わってから、バスに乗って、Yの字の分岐点に戻り、そこのそばに次の滝、諾日朗瀑布(右の写真)があります。ここも幅広い滝で写真ではどちらの滝か分かりませんよね。(^_^;)見分け方なんて書いても仕方ありませんが、諾日朗瀑布の方が幅が広ろくて、水量が少ないためか、滝の水の落ちる所までしっかりと木が生えています。
 で、またバスに乗って、朝最初に降りたバス停でまたおりました。そこにあるのはチベット民族文化村と言っても、大きなお土産屋モールですが、・・・・入りませんでしたので、中がどうか分かりませんが、チベット民家の展示なんかも看板を見るとあるようでした。何で、チベットなの?と思われるかもしれませんが、この地域に住む人はチベット族の方々です。
 そこからまたバスに乗って、次のバス停で降りたところが右の写真の火花海です。樹正群海の一番下で広がる綺麗な池です。ここを見てから、バスで九寨溝の入り口に午後4時頃に戻って九寨溝の観光は終わりました。  午後の最初は箭竹海でバスを降りてしまいましたので、その上にある草海などがどんなところ(写真で見ると高地性の湿原と言う感じかも?)かは分かりませんが、まあ、九寨溝1日観光としては妥当なコースだったのかと思います(午後5時に戻るつもりだったら、もう一つ奥まで行けたと思いますが、・・・・(^_^;))。  この日はこれで終わりでなく、夕食を終えてからチベット民族舞踊ショーをホテルの隣の蔵羌民族舞踊庁と言うところで7時半過ぎから9時頃まで見てこの日を終えました。

4日目(8月31日) 黄龍

 4日目は朝8時にホテルを出発して、山道のカーブの連続するところをどんどんと観光バスを抜きながら(危ないですよね)、途中、川主寺で30分ほどお土産屋さん(宝石とかバカ高い工芸品ばかりで観光客が買うとは思えないところ)でのトイレ休憩をとり、4000mを越える峠を経て、11時に黄龍に着きました。そこでこの日も少し早いお昼を取って、12時に黄龍のゲートをくぐりました。黄龍は観光ガイドブックによると入り口で2990m、一番奥の五彩池は3500mを越えるとのことで、何割かの人は酸素ボンベを持っていました。私たちもガイドさんに強く勧められて、川主寺の町の雑貨屋さんで酸素ボンベを買って持ち込みました。普通はおよそ4時間半で4.2kmを往復するそうですが、普段の運動不足がたたって、登りで4時間もかかり、全部で5時間40分かかって、この日の観光は黄龍だけにしました(予定では松潘もチョット寄ってから川主寺で泊まる予定だったのですが、省略となりました。・・・・(^_^;))。入場料金は110元です。
 黄龍は左上の写真のようにお皿に水が溜まった段々畑のような感じのところ、滝、斜面が一面石灰に覆われてその上を水が滑るように流れるところといろいろな状態が入れ替わり立ち替わり現れてくる綺麗なところです。景色を見るのは左下の写真のようにしっかりとした遊歩道がついていて、そこを歩きますので、まあ、場所の割には楽な観光地なんだと思います。でも、写っている人の数はすごい数ですよね。チョット綺麗な写真スポットがあると渋滞が起きていました。黄龍で一番景色が綺麗に思ったのは、下左の一番奥の黄龍寺の裏にある五彩池でした。写真で見ると他の所と変わりませんが、谷が広く、傾斜も緩やかで、何と言ってもやっと登ってきたという気持ちが加わって、一番綺麗に気持ちよく感じたのだと思います。
 黄龍を出て、次の日は飛行機も朝早いので、飛行場のある川主寺に移動して、そこで泊まりました。九寨溝や黄龍で泊まるのもいいとは思いますが、翌日朝に飛行機に乗る予定であれば、川主寺で泊まるのが一番ですから、空港ができて、観光客が増えたと言うことで、ホテルの建設ラッシュ(九寨溝でもそうしたが、・・・・)の様でした。

5日目(9月1日) 成都へ

 朝、飛行機で成都に戻って、最初に、パンダ生態園(成都パンダ繁育研究基地)に行きました。成都市の北の郊外にあって、空港から1時間弱で10:40には到着しました。竹林の中をぶらぶらと歩いて、パンダの獣舎とか遊び場所を見て回るのですが、ほとんど空でした。(T_T) と言うのは、パンダの出産の季節だと言うことで、雌のほとんどが出産を間近か、出産直後と言うことで、獣舎の中にいるとのことでした。中の写真は成獣ですが、見ている間ピクリともせず、ずっと寝ていました。(^_^;) パンダはたくさんは見ることができませんでしたが、生まれて6日目パンダ、と言っても言われなければ、何の動物かも分からないですが、・・・・を見ることができました。パンダは通常子供は1匹、ときどき2匹生むそうですが、2匹生んでも1匹しか世話をしないために、1匹を人工保育しているとのことでした。

子供のパンダは1回400元(5400円ほど)で抱かせてもらえるというのが下の子供パンダです。5分で5000円も払うのは、・・・・・と見送りました。木の上でよく落ちないと思うほど寝返りというか、昼寝の姿勢を変えていました。レッサーパンダはいっぱいいて走り回ったり、お互いにじゃれたりしていました。レッサーパンダの方はジャイアントパンダの半額の200元でしたが、これも見送りました。(^_^;)
 午後は三星堆博物館に行きました。中国中原での時代で言うと商に先立つ龍山文化から商の時代に栄えた文明とだそうで、1998年に京都市美術館で開かれた「三星堆 中国5000年の謎・驚異の仮面王国展」を見て、この展示が三星堆博物館の一部だったら、三星堆博物館はどんなすごい博物館だろうと期待いっぱいで、午後はここだけを予定して、日程を組みましたが、完全に外れました。(T_T) 4階建ての博物館の3、4階が改装中で見られなかったことも少しは関係あるかもしれませんが、京都で見た展示は博物館のメインの展示物全てでした。(^_^;) まあ、立派な展示物を多数持つ博物館には違いありません。
 と言うことで、この日、九寨溝・黄龍で疲れた足を休める休養日となりました。v(^_-)

6日目(9月2日) 青城山・都江堰

 成都北西郊外の青城山・都江堰です。セットで世界遺産になっている所です。
 雨が降りそうな雲が懸かったような所での山の中の道教寺院でした。ガイドさんの話では、青城山というのは道教の聖地ですが、前山が道教、後山が仏教として長い間争いが絶えず、仏教の聖地、我眉山にある道教関係の施設と互いに交換して、青城山は道教、我眉山は仏教とすっきりさせたと言うことでした。まあ、こんな遠いところまで来てこんなこと書くのも何ですが、道教関係の建物や彫刻などはもういいやと言うのが私の感じです。(^_^;) でも、世界遺産になるぐらいですから、それなりにいいですよ。私の好みにはチョットと言うだけです。青城山の絵地図もご覧下さい。上清宮までしか行きませんでしたし、山のてっぺんまで行ったらどうかは分かりませんが、・・・・たぶん、晴れていれば、綺麗だと思います。でも、成都の曇天日数は年間250日にも達するそうですから、綺麗に晴れる確率はかなり低そうです。(^_^;)
 午後は都江堰という紀元前3世紀に作られた灌漑施設を見ました。広大な土地に水を引き、耕地に変えた成都地方の恩人のような施設で、しかも、作られてから2千年以上も経っても現役というすごい施設です。川の中州が人工の島で、川を分流して、その流れの一部を潅漑に利用するものです。この施設の工事をした親子が二王と言うことで、二王廟に祭られていました。

7日目(9月3日) 成都市内

 この日は午後の飛行機の時間まで、市内観光です。まず、三国志にゆかりの深い武候祠を訪ねました。三国志ゆかりの人物の塑像がずらっと並んでいました。
 その後には、計画では四川省博物館を予定していましたが、成都に着いたら、四川省博物館は新館が建設中で、予定より遅れているが、旧館は予定通り閉館していまはないと言うことで、成都市博物館を訪ねるつもりで大悲寺を訪ねましたが、境内にあった成都市博物館は既に引っ越ししていて、展示室として利用していたお堂を本来のお寺のお堂に戻すべく、工事中でした。
 と言うことで、この日はハズレ続きでしたが時間というか、もう中途半端でどこも行くところがないと言うことで、かなり早めに空港に行って、飛行機を待っていたら、なんと、遅れるとのことで、理由の説明もなくずるずると次の飛行機の時間になったら、これに乗れと言うことで、時間表では次の便にあたる飛行機に乗って北京に行きました。北京では乗る予定の便がキャンセルとなっていて、出迎えのガイドさんがどの便に乗ってくるのかと、いろいろ手間をお掛けしたようです。中国では頻繁に飛んでいる飛行機便の客の集まりが悪く、次の便でまとめて載せられる数しか乗客がいないと、定期便でも経費削減とばかり、客にはトラブルだとうそをついて、便を一つなくすのはときどきあるそうです。今回のことがそれに当てはまるのかどうか分かりませんが、・・・・・  


8日目(9月4日) 北京郊外

 潭柘寺、西周燕都遺址博物館、雲居寺と北京の西南部を回ってきました。潭柘寺は晋代に創建された寺院を起源に持つ古いお寺で、北京の西40kmほどの所にあります。近くにある戒台寺とセットで訪れるのが通常コースですが、「塔」を優先して戒台寺を省いてしまいました。(^_^;) 寺院としての建築物は非常によく揃ったお寺でした。北京から西の結構山の中にあり、次に訪れた北京から西周燕都遺址博物館へは山越えでたいへんな道を走りました。
 西周燕都遺址博物館は北京の南西方向にあり、名前の通り西周時代の燕の都の墓地跡に建つ博物館です。北京からつながる国道から外れて、博物館への道には行ったとたん道の半分をトウモロコシの実の乾燥に占められていたのですが、博物館が見えるところに着いたら、思わず、笑ってしまいました。左の写真のように広い駐車場のほとんどが狭い通路を残してトウモロコシの乾燥場になっていました。「誰も来ないの?」と思った通り、チケット売り場の窓が閉まっていたのです。窓をガタガタささせると、中には人がいました。でも、入場券を買っている間に、博物館の正面の扉が開けられ、本当に誰もいない博物館でした。中の展示は青銅器の立派なものがたくさんあり、なかなかのものです。西周時代の燕は中原から見るとかなり離れたところだったためか、模様の雰囲気も少し違うように思いました。この博物館はその時代の墳墓地域の上に建っており、博物館の中に何カ所もお墓を掘り返して上からのぞき込める様になっていました。右の写真は生け贄として埋められた4頭立ての馬車の馬の骨格です。
 雲居寺は北京から南西方向に75kmほどの所にある隋代(資料によっては唐代、隋の煬帝の蕭皇后から石経作りに対する援助が雲居寺建立の資金になったそうですから、建設決定が隋代で、出来上がったときには唐になっていたのかも知れません)に建立された古いお寺です。ここは左の写真の石経山とともに石版に彫った仏教教典が隋の時代から1000年以上続いて作り続けられ、それが保存されているところです。石経の本体は石経山にあり、収まりきれなくなった遼、金代の石経14000点余りが雲居寺にあり、石経地宮と呼ばれる地下収蔵庫に何段にも積まれて保存されています。石経山はリフトで登れますが、時間がなく、残念ながら行けませんでした。1日の観光としては午前中に潭柘寺に行ったことに少し無理がありました。まあ、仕方ありませんが、・・・(^_^;)
 雲居寺の境内に唐代の北塔、少しはずれた峰の上に遼代の老虎塔があります。小さな塔も含めると雲居寺には、唐代の塔が七基、遼代の塔が五基あるそうで、唐代の塔としてはここだけで全中国の1/3にもなるそうです。老虎塔へは別料金で歩いて片道30分ぐらいかかることも知らずに午後4時に入って、午後5時でお寺が閉まると言うこともあって、途中で引き替えしました。(^_^;)

9日目(9月5日) 北京市内

 白塔寺は元のときにフビライが建てたお寺とのことで、立派なチベット式の仏塔がありました。高さは51mで、チベット仏教式の塔では中国最大だそうです。
 北海公園は故宮の北西にある大きな公園で、その中の島に永安寺というお寺があり、高さ35.9mの塔があります。北海公園に入るのに入場料を取られ、永安寺に入るのにも、塔に登るのにも取られました。高くないですが、・・・・・(^_^;) 塔からは故宮がよく見えましたが、空気が綺麗でなく、霞んでいました。雨の後の晴天ならばもう一度行ってもいい眺めだと思います。
 午後の便で北京から関空に着いたら地震があったとかで、近鉄のダイヤが大混乱でいつ帰れるかと心配になるぐらいでしたが、ダイヤ通りなら1時間以上前に出ていたはずの列車に乗れて、ほぼ予定通りの時刻に帰宅できましたが、帰宅して、10分で今まで経験した中では最大ではないかと思われる地震(三重県の津で私が感じた最大のものは阪神淡路大震災でした。今回はそれと同じか少し越えていたように感じました)に遭いました。

とりあえずこんな所ですが、未完成の所、手抜きした所は、また、時間があるときに、追加しておきます。

このページの訪問者はあなたで、 人めです。(2004.9.21以降)

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