とりとめのないページになると思いますが、珍しいのではないかと思われるもののデジタル画像をここで紹介させて頂きます。 |
焼損前の法隆寺講堂壁画 | |
1924-1934年に発行された雑誌「寧楽」の1926年7月20日発行の第6冊の口絵に使われた法隆寺金堂壁画です。1949年に火災により焼損していますので、この画像は焼損前の画像と言うことになります。「寧楽」発行当時は印刷技術が未発達で雑誌の綺麗な画像には印画紙に焼き付けた写真がそのまま貼り付けられていたそうで、この画像はその印画紙をスクラップしたものを600dpiでデジタル化したものです。 『寧樂』総目録がネット上にあり、1970年代後半に頂いた写真が「寧楽」の口絵写真であり、当時は雑誌の画像に印画紙に焼き付けた写真が使われていることを知ったのもネット上で、ネット情報に感謝です。 1975年岩波書店発行の焼損前の法隆寺金堂壁画について書かれた「奈良の寺8法隆寺金堂壁画」と言う本を古本屋で見つけて、同じシリーズの法隆寺に関する本を6冊購入してしまいました。(^_^)v それによるとこの写真は2号壁半跏思惟菩薩とのことでした。 |