96年中国の旅 西安・北京

96年中国の旅 西安・北京


 初めての中国旅行(96.8.19〜24)です。最小催行人数2名というパック旅行で参加者2名でした。その意味するところは、「バスで回って、しかも渋滞にあっても行けるような旅程を乗用車を使って4人で回る」ということです。ツアーはすべて、運転手、ガイド、私たち二人4名が乗用車で回るという時間がたっぷりとれる旅行でしたが、同じ様な人でも3時にはホテルに戻ってしまい退屈だった言う人たちもいましたので、時間が余ったら(これは絶対と言っていいほど余ると思います)、ガイドさんにお願いして、予定外の所に行ってもらいましょう。

1日目


関西国際空港から上海を経由して西安へ
 関西国際空港を出発して、上海を経由して西安に行きましたが、上海で4時間ほど時間があり、空港近くの上海動物園に行きました。ジャイアントパンダの実物を初めて見ました。上海から西安への飛行機が遅れ、ホテルには遅い到着になりました。
上海動物園

2日目 西安

 西安市東方郊外を観光しました。

半坡遺跡

半坡遺跡は6000年ほど前の住居遺跡ですが、弥生のような土器をすでに使っていて、柱を用いた住居があるなど、日本とは時代感覚が完全にずれてしまう遺跡でした。
華清池は、唐の玄宗皇帝と楊貴妃がすごした温泉の跡地です。
華清池

兵馬俑坑
兵馬俑坑は言わずと知れた秦の始皇帝のお墓を守る という感じ

3日目 西安

市内観光です。
 中国に入国したらすぐに見た光景ですが、自転車、歩行者の横断が果敢というか無謀に見えます。右の写真は朱雀門の見える朱雀大街ですが、私たちの乗った車の後ろに少し間隔があるとこの写真のように横断する自転車歩行者が果敢に渡ってきます。6車線ほどある幅の広い交差点でも信号を守る歩行者は少数派のようです。1車線ずつでも前に進みついには横断してしまいますが、途中は当然のことながら、白線の上に立って、すぐ傍を走り抜けますが、気にする様子もなく次に渡る車線に空白ができるのを待っています。途中まで進んだものの立ちすくしてしまった外国人旅行者を結構たくさん見ました。
果敢な車直前横断

   
慈恩寺 大雁塔   

 西遊記のモデルにもなった玄奘三蔵がインドより持ち帰った教典を保存するために建立された塔です。玄奘三蔵って陳さんなですね、初めて知りました。

    
     真下から見た大雁塔

 前日から同行のガイドさんはアルバイトで歴史のことは何も知らず、逆に解説をしながら回っていました。そのことを気にしてか、胃が痛いといいだし、本当につらそうだったので、展示室出口で待ってもらって、中を自由にゆっくりと見ることができました。
陝西歴史博物館

 
 小雁塔
 小雁塔と言っても中の写真のようにこんなに大きいんです。でも、上に登ると下の写真のようにとても狭くなります。塔に登り初めて降りてくるまで、誰ともすれ違わず二人の完全貸し切り状態でした。ここはツアーのコースに入っていないために、薦福寺への入場料と小雁塔への入塔料は自前で払いましたが、外国人利用金は2倍というのは気になりました(仕方がないのかなぁ?)。

   

西安の後残りと北京は工事中ということで、ここのところは、すばらしい天候に恵まれた万里の長城の写真で締め括っておきます。

北京


 八達嶺付近の万里の長城(96/8/23)


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